神奈川・東京・埼玉・千葉を大きくグルッと１周する"ＪＲ武蔵野線"。記事タイトルは、かつてのＪＲ京葉線直通快速電車の愛称"むさしのドリーム"。
元々は"山手貨物線"(ＪＲ湘南新宿ライン)のバイパス路線として建設。
昭和４０年代後半から部分的に開業し、昭和５３年に西船橋駅まで全線開業。
昭和６３年にはＪＲ京葉線区間の開業により直通運転を実施。
建設途中に世の中が変わり、貨物輸送から旅客輸送中心にシフトした路線。
現在も貨物列車が頻繁に走るが、旅客列車が日中毎時６本運転。
ＪＲ化後、東松戸駅・越谷レイクタウン駅・吉川美南駅と新駅開業も実現。
SONY α7R Mark5 + FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)列車密度が高い都心を経由することなく各方面へ貨物列車を運行。旅客列車は"府中本町駅～西船橋駅"。ＪＲ武蔵野線自体は"鶴見駅～西船橋駅"。ＪＲ京葉線・ＪＲ常磐線・ＪＲ東北本線・ＪＲ中央線・ＪＲ東海道本線と接続。 武蔵浦和駅で撮影した"ＥＦ６６形直流電気機関車"による貨物列車。国鉄時代の電気機関車も風前の灯火、貴重な走行シーンに。
SONY α7S Mark2 + FE 70-200mm F2.8 GM OSS(SEL70200GM)大半の電車がＪＲ京葉線に直通運転、"東京メガループ"の一角を担う。ＪＲ京葉線の１０両編成の電車は、"ＪＲ武蔵野線西船橋駅"まで乗り入れ。ＪＲ武蔵野線は８両編成で運転、そのまま海浜幕張駅・東京駅まで乗り入れる。 "ＪＲ京葉線新浦安駅"で撮影した"Ｅ２３３系直流一般形電車"。話題となった廃止された"通勤快速"。これもまた貴重な記録写真となった。 
SONY α7R Mark3 + FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)"ＪＲ武蔵野線西浦和駅"で撮影した"２０５系直流通勤形電車"(引退済み)。ＪＲ武蔵野線で使用していた車両は、大半がＪＲ山手線で使用されていたもの。少数派だが、ＪＲ武蔵野線に新製投入された編成も存在した。 現在はインドネシアの鉄道会社"PT Kereta Commuter Indonesia"に全車譲渡。機関車に牽かれて廃車配給回送され、新潟港及び千葉港から船で輸送された。
現行のＪＲ武蔵野線車両"Ｅ２３１系直流一般形電車"(撮影：南越谷駅)。
この路線で初めて自動放送装置を搭載、一部"２０９系直流通勤形電車"も運行。
今後のＪＲ武蔵野線で一番現実味のある計画は、"千駄堀駅(仮称)"の設置。
新松戸駅と新八柱駅の間、千葉県松戸市内に新駅設置が検討されている段階だ。
ＪＲ武蔵野線は今日も人々を乗せて安全に走り続ける"むさしのドリーム"。
