２０２１年４月、ＪＲ成田線(我孫子駅～成田駅)が"開業１２０周年"を迎えた。沿線を盛り上げるイベントと共に記念ラッピング車両を運行。
当時は成田鉄道、１９０１年(明治３４年)に安食駅～我孫子駅が開業。
１９２０年に国有化され、日本国有鉄道成田線(含む佐倉駅～成田駅～佐原駅)となる。
いつ変更があったのかは知らないが、元来は"佐倉駅～成田駅～我孫子駅"が"本線"。
※成田駅～佐原駅～松岸駅は、松岸線という支線だった。
そんな成田駅～我孫子駅は、現在は我孫子支線と呼ばれ、ＪＲ常磐線と直通運転。
昭和６０年の"国電同時多発ゲリラ事件"を契機に乗務員・車両が千葉から切り離された。
現在は、乗務員は首都圏本部・我孫子運輸区、車両は松戸車両センター所属。
SONY α7R Mark3+ FE 100-400mm F4.5-5.6 GM OSS(SEL100400GM)撮影場所を探していたが、所有者さんの厚意で私有地から撮影させていただく。本来は踏切から撮影しようと思っていたが、優しさに感謝しながら１０分程度。ＪＲ成田線を走る"Ｅ２３１系直流一般形電車(通勤タイプ)"。 ５両編成又は１０両編成の通勤形電車が走り抜ける。成田駅～我孫子駅の線内運用の他、ＪＲ常磐線を経由して上野駅・品川駅まで運転。ＪＲ上野東京ライン(品川駅～上野駅)の各駅で"成田行"が運転される。
こちらは"ＪＲ成田線木下駅"(千葉県印西市)前の"川村商店"にて買い物。本炭火手焼きせんべいは、"元祖木下名物"と銘打った一品。お土産用に２袋購入したが、その場で食べたかったのでバラ売りしてもらった。焼きたての煎餅は１枚９０円。手焼きしているものを直接いただく。 創業９０年以上、木下河岸として栄えた印西市木下地区の名物になっている。ＪＲ成田線木下駅は２００８年(平成２０年)に立派な橋上駅舎となった。閑散とした駅前だが、存在感のある店構えが地元を見守り続けている。
"ＪＲ成田線我孫子駅"の名物と言えば、弥生軒の"唐揚げそば"。写真は２個入りでどんぶりを覆い尽くす大きな唐揚げがファンの間では人気だ。創業当時は駅弁屋で、現在は蕎麦屋を我孫子駅に３店舗、隣の天王台駅に１店舗。画家・山下清氏が働いていた(１９４２年から５年間)ことも記されていた。 私が食べに来た時も列車が到着する度に客がなだれ込んでくる。こんなに活気のある立ち食い蕎麦屋はなかなか無い。
田んぼに水が入り風景写真も撮りたいとこだが、天気が芳しくなく断念。
記録写真を撮影した後は、電車を利用して沿線を色々見て回った。
千葉県東葛飾地方から成田国際空港にアクセスするには重宝する路線なのか。
単線で３０分に１本走る長閑な路線は、また訪れたくなる。
今回は"成田線１２０周年記念ラッピング車両"と我孫子駅・弥生軒の唐揚げそば。
そして木下駅の木下せんべいをいただいて、ＪＲ成田線沿線を去ることとした。
